2005年12月19日

コートで覆いながら

051219.jpg今日はシャンテで『親切なクムジャさん』を、その後マリオンで『大停電の夜に』を観た。 
『クムジャさん』はグロテスクな描写に首を傾げるところもあったが、全体としてはまあまあの出来。こういう映像を新感覚というのだろう。 
『大停電の夜に』はあまりいい評判は聞かないが、僕としては大満足。『東京タワー』の源孝志監督のセンスは好きだ。そこに描かれる東京はまるでニューヨークだ。オーソドックスながら、ちょっと小洒落た感覚の映像でエピソードを紡いでゆく。音楽もジャズが随所に散りばめられていて、とても心地よい。 
 
ところで、『大停電の夜に』の上映中、隣のカップルがとても気になった。僕の右隣は彼氏で、その向こうに彼女が座っていた。中盤過ぎであろうか、彼女がおもむろに携帯を取りだして、コートで覆いながらメールチェックをしだしたのだ。コートで覆ってるあたり多少は気を遣っているのであろうが、やはり光が漏れるし、ゴソゴソされると隣の隣でも気になる。しかもそれが映画が終わるまで断続的に続いたのだ。僕はもちろんイライラしていたのだが、彼氏も相当イライラしていたようだ。デート中、しかも映画の上映中に彼女がたびたびメールチェックしてたら、そりゃ気になるでしょ。一体誰にメールしてるのか? なんだか彼の思いがひしひしと伝わってきた。 
 
上映中、他にも何か所で携帯が鳴った。僕も結構な携帯依存症だなと思っていたが、ここまで重症じゃないな。 
 
 
この映画のモチーフになっているのは、2003年8月14日のニューヨークの大停電だという。あの日のこと、僕はしっかり覚えている。7月にNYに行った直後だったので、ものすごく身近に感じた。朝起きてニュースでその情報を知って、すぐにNYの知人の携帯に電話したなあ。案外すぐに出て「大丈夫だよ〜」とお気楽だった。暗くなってからはだいぶ怖かったそうだが。


posted by 山崎達璽 at 00:00| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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