2006年12月14日

VHSの色即是空

最近すっかりVHSを使わなくなった。かさばるし、耐久性がない。だから、VHSに録画した作品はDVDを新たに買うか、DVDにコピーしたりしている。 
そんな話をしていたら、「私はVHSが好きです」と言う人がいた。ボクが「かさばる」と言ったのを彼女は「重みがある」と言う。なるほど。そしてザラザラ感とだんだん劣化していくのがいいとも。なるほど。確かにそれも一理ある。デジタル(DVD)のギンギンのギザギザ感より、アナログ(VHS)のザラザラ感やぼんやり感の方が、時に作品を美しく見せるものである。第一、DVDっていつまで保つのだろう。ブルーレイやらのDVDの上を行くメディアもどんどん登場している。病的なコレクターのボクが言うのも本末転倒だが、自分の死後の永久保存なんてどこまで意味があるのだろうか。彼女のVHS好きはたぶん色即是空の思想に根ざしているのだろう。


posted by 山崎達璽 at 00:00| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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