2008年01月08日

訛り

編集をしていて改めて思ったこと。その一つは訛りだ。この映画は江戸市中の庶民の話だ。矢代さんはチャキチャキの江戸っ子で、その台詞は独特である。脚本化に当たっても詳しい人に監修してもらい、その情緒を損なわないよう心がけた。ではそれを身を持って具現化する俳優陣はどうか。矢代さんの愛娘である毬谷さんは言わずもがな、希林さんも江戸っ子。しかし佐津川さんは静岡人で現代っ子なので、結構苦労した。かく言う僕も名古屋人で(若年寄りと言われども)現代っ子なので、スクリプターをはじめみなさんに助けられっぱなし。だがもっと大変だったのが、コテコテの大阪人の愛之助さんと國村さんだ。國村さんに至ってはよりヤクザな河内弁。江戸町人とは言語体系が違うと言ってもいいくらい。撮影現場ではときおり訛りが出てしまってNGを出した。 
そして今こうやって編集していると、大阪のニオイなんて皆無である。モニタの中では江戸人が生きている。まさに感服である。


posted by 山崎達璽 at 00:00| 映画『宮城野』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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