2008年12月31日

2008年の総括

2008年に劇場で観た映画は以下の通りである(配給会社別)。

○松竹
おくりびと ◎

○東宝
映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝
隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS (無)
ザ・マジックアワー △
崖の上のポニョ ××
劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ギラティナと氷空の花束シェイミ
容疑者Xの献身 ◎
私は貝になりたい

○東映
茶々 天涯の貴妃
相棒―劇場版― 絶体絶命!東京ビッグシティマラソン42.195km

○角川映画
次郎長三国志 ×

○その他
魍魎の匣
明日への遺言 ○
接吻
僕の彼女はサイボーグ
ぐるりのこと。
スカイ・クロラ The Sky Crawlers ◎
ラストゲーム 最後の早慶戦
ICHI 市 (無)
GSワンダーランド ◎

○外国映画
ラスト、コーション
マイ・ブルーベリー・ナイツ ○
モンゴル
王妃の紋章
幻影師アイゼンハイム
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 ×
ダークナイト ○
セックス・アンド・ザ・シティ ○
最後の初恋
P.S.アイラヴュー
センター・オブ・ジ・アース
レッド・クリフ Part I ××
posted by 山崎達璽 at 23:59| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月30日

やれやれ

17:46、16:04発予定のこだまが小田原駅を発った。1時間半以上現場検証をガン見していたが、なんというか、全てのことが粛々と行われていた。利用客を含めてそこに目立った混乱はなかった。さすがは成熟した法治国家だ。
駅員に「遅延による特急券の払い戻しはありますか?」と聞いたら「申し訳ありません、2時間以上からになります」と。以前も人身事故に遭遇したことがあるが、その時は復旧に1時間半。なるほど、新幹線の人身事故は2時間以内で復旧するということか。
何はともあれこれで帰省できる。

2008年も残りわずか。今年の総括は近々に書いてみようと思う。
筆の遊びにお付き合いくださいましたみなさま、ありがとうございました。今年はおかげさまで読者が増えました。来年も引き続きゆる〜くを基本姿勢に、時に熱く、時に少年の如く、時にヲトメのやうに、筆で遊んでいきたいと思います。どうぞ佳いお歳をお迎えくださいませ。
posted by 山崎達璽 at 20:24| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人身事故

20081231005231.jpg15:50ごろ、名古屋に帰省するため小田原駅のホーム着いた。貯まったポイントでグリーン車を取り、意気揚々とだ。
通過列車があったと思ったら、けたたましいブザー音が。僕がいるのは8号車あたり。駅員が次から次へ先頭に向かって走っていく。「列車とお客様が接触した」との放送。人身事故だ。「東海道新幹線上下線とも運休。復旧には1時間以上」
サイレンが鳴り響き、パトカーと救急車が到着したようだ。警察官と消防士がホームに駆け込んでくる。
野次馬根性とでも言おうか、向学のためとでも言おうか、僕は今、現場検証を目撃している。
posted by 山崎達璽 at 17:00| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月24日

『あの戦争は何だったのか』に感動して

TBSの『あの戦争は何だったのか』を見終わって、感動と興奮に打ち震えている。あのTBSがよくぞやってくれた。世の中が一番賑々しくなるイヴの夜にこんな内容をオンエアするなんて、これは放送テロリズム以外の何物でもないだろう。
TBSがこの番組をやると聞いて、どうせ東京裁判史観に則って、やれ東條元首相が悪い、先帝陛下(昭和天皇)が悪いというまとめ方をするもんだと決めてかかっていた。あにはからんや。ドキュメンタリーもドラマも非常に冷徹に開戦までの数カ月を分析・再現している。東條? 軍部? 先帝陛下? マスコミ? 世論? アメリカ?……と、番組はその責任を一点に押しつけることはしない。こういうことを繰り返してはならないと言う未来志向である。マスメディアとしてはまさに健全な姿だ。東條英機元首相だって、戦後教育を受けてきた僕らに植え付けられた悪の権化のような描き方はしない。人間臭く、何に悩んだかを丹念にみせていく。
保守派の僕としてはもっと踏み込んでくれ〜とも思ったが、何と言ってもイヴのゴールデンに全国ネットでこれをやってくれたことに感謝感激だ。いわゆるA級戦犯とされる昭和殉難者への認識が大きく変わるかもしれない。

以上は信条としての感想。以下は映画監督としての感想。

ビートたけしが東條英機を演じると聞いて、大丈夫かと思った。いや、みんな、ハゲヅラ状態を想像するだろう。いやいやこれがどうして。確かに最初は違和感を感じたが、物語が進行していくうちにこれがしっくりなじんでくるのだ。ヅラがではない。たけしの東條が実にいいのだ。カリスマの役はカリスマしか演じられないと思った。昭和天皇の前で緊張のあまり声がうわずってしまうあたりなんてこの人以外に出来ないであろう。そして何と言っても野村萬斎の昭和天皇。『太陽』のイッセー尾形も良かったが、こちらもやはりカリスマによるカリスマだった。昭和天皇そのものであった。

これ、DVDが出たら買うなあ。
posted by 山崎達璽 at 23:55| 保守派 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月17日

『ウィズニュース』の取材

レンタルオフィス「ウィズスクエア」の会報誌『ウィズニュース』の取材を受ける。

ウィズスクエアは中小企業・起業家・フリーランスのビジネスパートナーとして株式会社ビサイドさんが運営している。ここの肘井社長とはやすみりえさんの句会でお会いして以来いろいろとお世話になっている。物腰がとても柔らかくて、言葉が的確で、またいつも明確なヴィジョンを示してくれる。

“生き生きと輝いている方を毎月ご紹介している「ウィズな顔」”が今回のテーマ。
渋谷のセルリアンタワーのラウンジで取材を受けたのだが、1時間以上息つく間もなくしゃべり続けてしまった。これだけしゃべるとまとめるのに手こずるだろうなあと思いながら、一向に止まらなかった……。
内容は生い立ちから日本文化に目覚めたきっかけ、『宮城野』のことなど多岐にわたる。今週末に原稿のチェックがあり、発行は年初。新春号で取り上げてもらえるなんて光栄だし、いやぁ幸先がいい。
posted by 山崎達璽 at 17:40| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大事なものがぞんざいな扱いになる瞬間

一番大事なものがあるとする。大事だからうんと大切にする。そこにまた新たな大事なものを手にする。その瞬間からそれまで大事にしてたものが妙にぞんざいな扱いになってしまう……なんて経験はないだろうか?
TAKEO KIKUCHIのコートがお気に入りでずっと大事にしてたのだが、一昨年、BURBERRYのトレンチ・コートを買ってから僕の気持ちはそちらに移ってしまった。一年目はほとんど着なくて、二年目は汚れたりニオイがつきそうなとこには着ていかなかった(それを考えてると着て行かれる日なんて皆無に近い)。
さて、今年は髭紬の羽織を誂えた。よって、興味は完全にそちらに。たぶんがんがんBURBERRYを着るだろう。

今日はこれから一青窈の音楽劇『箱の中の女』を観る。
posted by 山崎達璽 at 15:22| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月16日

元祖しゃくれ美女

オレ的元祖しゃくれ美女の牧瀬里穂が結婚してしまった。
思えば、僕がしゃくれ美に目覚めたのは牧瀬だった。しゃくれ美女をこよなく愛し続けて約20年。最近の好きなのは綾瀬はるか・荒川静香・山田優・今井絵理子あたりか。
posted by 山崎達璽 at 17:27| しゃくれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月14日

辞書を新調

20081214220632.jpg中学の時、実家にあった国語辞典があまり古くて新たに買ったのが左。
「新潮国語辞典-現代語・古語-」……1985(昭和60)年11月30日発行
この度新調したのが右。
「三省堂国語辞典」……2008(平成20)年10月20日発行
左の辞書を買ったときの感覚が続いていて、ずっと最新のものを使っている気分だったが、こうしてみてみるとその間23年。もはや歴史書だ。
posted by 山崎達璽 at 22:21| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月13日

もつ鍋

20081213205252.jpg約4年半ぶりに恵比寿の「蟻月」でもつ鍋をたらふく食べた。
この店、とにかく予約が取れない。電話で15:00から2週間先まで可能なのだが、どれだけ鳴らしてもまずつながらない。その昔、ぴあでチケットを取るときの気分だ。
2週間前、奇跡的に電話がつなり、久しぶりにこの味を楽しむことが出来た。
画像は恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーション。世界最大級のバカラ製シャンデリアだとか。ここのイルミネーションはえげつなく華美でなく大人な雰囲気だ。
posted by 山崎達璽 at 22:27| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月11日

『愛と青春の宝塚』〜17年ぶりの再会

気になるタカラジェンヌがいた。最近退団した宙組トップ娘役の紫城るいである。ほかでもない、彼女は高校の2コ下の後輩だ。高校3年の終わりの春、浪人が決まった僕は演劇部の友人に誘われ公演記録ビデオを撮った。そのとき1年生ながらヒロインをやっていたのが彼女だった。
それから17年、今日久方ぶりの再会を果たすことができた。彼女の活躍はちょくちょく耳にしていたが、結局宝塚の舞台には足を運ばずじまい。先日、コマ劇場の『愛と青春の宝塚』にOGとして出演すると聞いて、これはチャンスだと思いさっそく事務所に連絡を取った。担当の方には本当に良くしてもらい、10列目のど真ん中の席をご招待いただいた。

『愛と青春の宝塚』はフジのドラマの舞台版である。女性キャストはすべて宝塚OGを起用していて、まさにオマージュであり入門編でもある。「オレ、宝塚いけるかも。いやいや、かなり好き」幕が開いて即座にそう感じた。歌舞伎の贔屓にとって、性が倒錯するこの世界はすっと入り込める。綺麗だし華やかだし、胸躍りっぱなしだ。
そしてコマ劇場の最後の公演である。生まれて初めて入ったのだが、これが実にいい味を出している。欲望渦巻く歌舞伎町に2000人のキャパ、3段の廻り舞台、迷路のような楽屋……戦後日本の復興の象徴そのものだ。
16:00から20:00ちょい前までの長丁場、とことん楽しませてもらった。終わってから楽屋を訪ねて、それからご飯を食べに行った。高校の思い出話に始まり宝塚時代の話などいろいろと盛り上がった。
やはり同じ高校の同期の友人に能楽師がいる。彼は長く宗家のもとで内弟子をしていて数年前に独立した。そのときいかに自分が浦島太郎になっていたかを痛感したそうだが、彼女もそれを味わったという。退団して2年、ようやく娑婆に馴染んできたそうだ。宝塚の10年間、どこまでも凝縮された日々を生きてきた。だから今は彼女にとって第二の人生なのだ。とてつもない人間的な大きさが飄々とした振る舞いからもズシリと伝わってくる。
紫城るいの第二の人生に乾杯!
posted by 山崎達璽 at 23:43| 観劇記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月10日

『GSW』グッズ

20081210202522.jpg『GSワンダーランド』の主題歌『海岸線のホテル』(橋本淳作詞・筒美京平作曲)が忘れられなくてシングルCDを買ってしまった。当時のレコードジャケットの雰囲気を忠実に模していて、そこらへんのこだわりが実にいい。本編の素材をコラージュしたPVなどの特典も満載だ。
posted by 山崎達璽 at 23:32| 蒐集癖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月06日

お歳暮

20081206142510.jpg蓼科高原映画祭の事務局からお歳暮が届いた。たてしなりんごを18玉もいただいてしまった。4年前はお蕎麦のセット。何から何まで感謝至極だ。

皆さんから「来年もまた来てください」と言われた。確かに一観客として遊びに行くのも楽しいだろう。でもフィルムメーカーとして作品を携えて行きたいものだ。
監督は撮り続けなければ監督ではない。
今年は4月以降何も創作活動はしてこなかった。腑抜けですからという言い訳もそろそろ期限オーバー。新企画を始めよう。
posted by 山崎達璽 at 14:37| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月05日

『GSワンダーランド』

20081114071059.jpg本田隆一監督の『GSワンダーランド』を観る。
本田君とは大学院以来の友人だ。まさに彼のワールドが炸裂した作品である。非常に楽しくて爽快。僕はグループサウンズには疎いが、そこは本田君の料理の仕方が秀逸。
栗山千明が実にいい。芝居も声も存在も、さらには造形的にかなりのツボ。ずっと興奮しっぱなしだった。
サントラ、買います。

今年の2〜3月。『宮城野』の編集を東映ラボテック内で行っていたのだが、本田君もこの作品を仕上げていた。僕は編集に頭を抱えていたが、彼はいつものように飄々と作業をしていたなあ。
posted by 山崎達璽 at 22:06| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月03日

ぎっくり腰で最後のひと拭きがつらい

先週の土曜日にいわゆるぎっくり腰をやってしまった。寒空の元、(夏に掬った11匹中8匹が元気な)金魚の水槽を洗って持ち上げたときだった……。秋から週一で通っている整骨院に行こうにも土曜の午後はお休み。幸い歩けないほどではなかったのでひたすら安静。
日曜日はきものを着る用があったのだが、帯がコルセットの役目を果たしてくれてなんとかなる。
朝晩の寒い時間はかなりきつい。最大の問題はトイレでお尻を拭くとき。うちはウォシュレットだが乾燥機能はない。よって最後は身体を捻ってのひと拭きをしなければならない。どうにもこれが痛い。しかも僕は一日五回ペースの多便症だ(人間ドックでは恥ずかしくて鯖を読んで三回と言っている)。結局どうしたか? それはあまりに品性を疑われるのでここに書くのはやめよう。
それから月火水曜と整骨院に通ってようやく最後のひと拭きがこなせるようになった。

しかし今年の僕は生命力が弱まっているなぁ。ひっきりなしに病院に通っている。
posted by 山崎達璽 at 23:32| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月02日

『私は貝になりたい』

ようやく『私は貝になりたい』を観た。

ミーハーかもしれないが、僕は“大スターの出演映画”は結構好きだ。確かに演技がどうこうって問題もあるが、それよりも旬のきらめきは得難いものだ。ただ、それが“オレ様映画”になってしまうといかんともしがたい。スター様が脚本や演出に口を出し現場を仕切る……まあ、古今東西よくある話だ。
『私は貝になりたい』は中居クン主演の、まさに大スターの映画だ。だって丸刈りになるだけで充分な宣伝効果になったしまうんだから……。しかしながら、決してオレ様映画にはなっていなかった。序盤の演技は軽いなあと思うところもあったが、だんだんと熱が入り、終盤は鬼気迫るものがあった。食事制限をして精神的に追いつめられたとか。『宮城野』の時に毬谷さんも食事をほとんど取らないで現場に臨んでいたが、クランクアップの日に撮った処刑のシーンなんて鬼神の如き凄まじさであった。中居クンは新境地かもしれない。

わずかな出演ながら愛之助さんの日高大尉が素晴らしい。捕虜の処刑を直接命令して、その責任を取って自決する上官の役である。登場から尋常じゃない緊張感が漂っていた。一挙手一投足にしびれた。エンドロールが終わってすぐメールしてしまった。

さてさて、2時間を越す上映時間、ちょっと疲れた。展開の濃度を上げるためにフェイクの展開も多々あったが、「私は貝になりたい」とタイトルにもなっているし、処刑する結末が分かっているので少々辛い。
CGを多用してスケール感を出してみたり、紅葉や雪のロケーションをしてみたり……そして、例によって久石譲のオーバーな音楽。どれも無理矢理大作感を出しているようで奏功していない。

僕は東京裁判史観には絶対的に反対である。勝者が敗者を裁くなんておよそ裁判とは言えない。石坂浩二が誇り高く演じた矢野中将が処刑の間際にそこを声高に言う。市民に対して無差別に絨毯爆撃をしたアメリカの戦争責任はないのか!と。思わず拍手をしたくなった。
posted by 山崎達璽 at 15:36| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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