2009年06月27日

awaiでのトークイベント第2弾

20090627.jpgおかげさまでawaiさんでのトークイベント第2弾も大成功だった。今回はトークイベントというより歌舞伎の楽しみ方をレクチャーするセミナーである。着物のお作法については木下氏が、僕は切符の買い方やオススメのお弁当からはじまるイロハを担当。
いち映画監督がたかだか趣味で楽しんできただけのことを有料でお話してもいいものかとためらったが……歌舞伎の観劇のhow to本はあまたあれどどれも一般論を百科事典的に書いているだけで、読んだところで無駄に選択肢を突きつけられるだけなのが実状。自らの体験に基づく極私的方法論の方がよほどためになるらしい。あくまで山崎達璽の主観ということでお引き受けした。
土曜の午前中に参加費2000円とはかなり強気と思われても仕方がないが、前回が好評だったこともあって、申し込み開始から1週間もしない内に定員に達して締め切りになってしまったとは本当にありがたいこと。
暦の上では数日早いが、イベントということもあって浴衣を着させてもらった。もちろん羽織もキチンと。
歌舞伎を観ることは難しい、眠い、長い、狭い、暑い、寒いと非合理だらけ。その非合理に大枚をはたく発想の転換が必要。つまり歌舞伎とは“鑑賞”するものではなく“見物”するものだ。これが18年近く見物してきた僕のモットー。どの席のどの位置が見やすいか、芝居内容が熟成してくるのはいつかなどなど、8月の歌舞伎座を具体例にしてとことん極私的見解を展開。案の定、45分の持ち時間を軽くオーバーしてしまった……。
本職の映画以外について有料イベントをやるのは初めてでちょっと不安はあったが、やってみるとこんなに楽しいことはない。言葉は乱暴だが、所詮趣味を話すわけだからどこまでも無責任でいられる。「僕はこうやって楽しんでます。あとはみなさんでアレンジしてくださ〜い!」 お気楽だ。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!
posted by 山崎達璽 at 20:01| 男きもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

マイケル・ショック

朝食を食べていたらマイケル・ジャクソンが緊張入院したとのニュースが。そしてシャワーから出たら死亡したとのこと。今電車を待ちつつ、何か得体の知れないショックのただ中だ。
僕はマイケルのファンということではない。『スリラー』と『BAD』のCDを持っているのとディズニーランドで何度か『キャプテンEO』を観た程度だ。じゃあなぜにこんなに凹むのだろう。
『BAD』が発売されたのは1987年(昭和62)年。中学1年の頃だ。そして僕が初めて買ったCDだ。初めてのCD、初めての洋楽。それはそれは印象深い。
中1というのは大人の階段の第一歩のような気がする。音楽だけじゃなくて、本や雑誌、映画やドラマなんかもちょっと背伸びをして大人の真似事を始める。行動範囲は自転車圏内から地下鉄へ、初めての彼女(今思うとピュアの極み)が出来たり……歴史好きであり、検証好きであり、記念日好きである僕はついついこうしてメモリアルに浸ってしまう。
たぶんそんな大人の階段の起点がマイケルなんだと思う。だからショックのただ中に入ってしまったんだろう。ショックというかちょっと重度なセンチメンタルとでも言おうか。
今頃音楽ショップは追悼コーナーの準備に大慌てだろう。開店まで2時間を切った。
posted by 山崎達璽 at 08:18| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月24日

『親父の一番長い日』の謎のフラッシュ・カット

image/2009-06-24T23:15:511國村隼×酒井雅秋の第二弾『親父の一番長い日』をようやく観る。とってもシンプルながら細かな人物描写が奥深い良質なドラマだ。やっぱり國村さんっていいなぁとつくづく思う。男の強さ、厳しさ、優しさ、弱さ、だらしなさ、いい加減さ……あらゆる面を品よく色っぽく演じてくれる。あまたの監督が声を掛ける理由がよく分かる。

ところで、前半に謎のフラッシュ・カットが……。提灯屋の内弟子・昇(キングオブコメディの今野浩喜)の靴下が一瞬アップで映し出される。画像がそれだが、なぜか写楽の絵がデザインされている。『宮城野』での國村さんの役どころは「東洲斎写楽とおぼしき男」……。
posted by 山崎達璽 at 23:17| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

久々の一青窈のライヴ

image/2009-06-19T08:26:561東京厚生年金会館に武部聡志と小林武史のWプロデュースによる一青窈のミニツアーのファイナルを観に行く。アコースティックライヴと銘打たれているが、シンセや打ち込みのドラムが入ったりでアンプラグドではなかったのが予想外。
実際、年齢差はわずかだが、武部はお父さん、小林はやんちゃな兄貴という雰囲気。デビューからずっとプロデュースをしてきた武部は保守、『指切り』とお蔵入りの『冬めく』をプロデュース後しばらく離れて、昨年末の音楽劇で再登場した小林は革新。そのバランス感覚は激しく攻撃的だったり、ときに心地よい安らぎを与える。
お馴染みの曲、未発表曲、新曲、salyuのカバーなどの構成で約2時間を堪能。印象深かったのは小林による『さよならありがとう』。ものすごくエモーショナルで涙がちょちょ切れた。一青窈の曲のベスト1が何かといわれたら答えに窮するが、これはベスト3に残る。曲としての素晴らしさに加え、ここに委細は書かないが自分自身の激烈な思い出が詰まっている。「クチナシの実……」の歌詞で始まるのだが、前々回の国際フォーラムでのツアーファイナルでは観客全員にクチナシの苗木のお土産がついた。奇しくも、今朝、一輪の花が咲いていた。
事務所を独立し、レーベルを移籍し心機一転、この夏から新たな活動を始める一青窈。いったいどんな展開を見せてくれるか楽しみだ。
posted by 山崎達璽 at 23:28| 一青窈 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月14日

國村隼×酒井雅秋

image/2009-06-14T20:37:321画像は今日の産経新聞の週間番組ガイド。國村さんの初主演ドラマ『親父の一番長い日』が紹介されている。
脚本を書いたのは僕の大学の後輩にして、親友、強力なブレインであり、また同じ蒐集癖を持ち、そして『宮城野』を書いた酒井クンである。
『宮城野』に続いて、國村×酒井の第2弾。オンエアが楽しみだ。
posted by 山崎達璽 at 20:45| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月13日

希林さんと遊んだ

image/2009-06-14T17:43:381新宿での仕事を終え、急いで帰宅したのが18:00。いそいそとうちの近所にある“樹木希林さんの知人宅”に向かう。お宅に近づくとご機嫌な希林さんの声が響きわたっていた。
1年半ぶりの希林さんは何の気なしに僕を迎えてくれた。気を遣ったり遣われたりするのが嫌いな性格でいつも垣根を作らない。知人のご夫妻、希林さん、僕らが以前から付き合ってるかのような雰囲気がスッと出来上がる。希林さんは電車でいらしたのだが、生ハムやらチーズなどの食材に紹興酒の大きなカメまでご持参だったとか。大荷物を持って電車に乗ってる姿はちょっと想像しただけでも可笑しくて堪らない。
希林さんとはそういう人だと思う。お可笑しなことをしたり言ったりで人を楽しませるのが大好き。とぼけた味わいを持ちつつ毒舌だったりズバッと言ったり。しかしいかなる時も気品を失わない。そしてお洒落。
ご夫妻も交え、いろんな話で盛り上がる。杉村春子の付き人の頃の話から、『60歳のラブレター』の綾戸智絵と『GOEMON』中村橋之助が素晴らしかったという話は希林さんも同意見だったり……。
22:00近くなって希林さんはタクシーで帰っていった。タクシーとは言っても近くの駅までで、そこからまた延々と電車に乗るのだ。土曜の夜のガラガラの上り列車に乗ってるお姿を想像するとまたまた可笑しくてしようがない。
小さい頃からずっとテレビで観ていた女優さんとこうしてお酒を飲みながらバカ話をする。しかも完全なプライベートで。それはまさに至福のひとときである。「オレ、こないだ希林さんと遊んだんだよ」なんてみんなに自慢してやろう。

画像は希林さんお手製のヤマモモのジャム。
posted by 山崎達璽 at 23:46| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月11日

バーベキュー中に最敬礼する着信

今日は大学時代の山崎組の仲間でバーベキューをした。
昼過ぎからシャンパーニュを空けほろ酔いになってたところ、見知らぬ家電から携帯に着信。「山崎さんですか?」とどこかで聞いたような声。すかさず「樹木希林です」。昼間から豪奢な気分を堪能している後ろめたさからか、思わず立ち上がり最敬礼。希林さんとお話しするのは1年半ぶり。なんでも明後日土曜日に鎌倉の知人宅に遊びに行くのだが、住所をみたらうちの町内だったそうで、一緒にご飯でもというありがたいお誘い。「喜んでお伺いいたします!」と電話を切る。
ただならぬ雰囲気の電話のやりとりは周りにも伝わるもので、場は静まりかえっていた。
そんな嬉しい電話もあり、バーベキューはいっそう盛り上がる。
しかし、このメンツがまた面白い。俳優、映像ディレクター、プロデューサー、写真家、オペラ歌手……。あっ、映画監督もいたか
posted by 山崎達璽 at 23:32| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月09日

コン・ブリオ

謎がある。
タリーズで注文をすると、店員は「コンブリオ!」と言う。客にではなく店員同士でだ。
コンブリオって何だ?
僕はたいていソイ・ラテを頼むので、豆乳を指しているのだろう? いやいやほかの注文でもそう言っている。
5年以上、やんわりと気にしつつ時が流れていたのだが……。
今日、突如としてたまらなく気になってしまった。これという理由はないのだが、僕が一度気になりだしたら収拾がつかない。店員のおねぇさんをガン見し続けた。ふと、非常に近しい友人が昔バイトしてたことを思い出した。すぐさま思いの丈をメール。数分後レスが……

「コン=withで、ブリオ=確か、敬意とか、そんなような意味だったきが…。「心をこめてexclamation」って事ですな。他にも、コン・パッショーネ(情熱をこめて)とか、コン・アモーレとか、いくつかあり、オーダーを伝える際に使っています。使い分けはないのですが」

渋谷の東急プラザのにハンパなくかわいい店員がいるので、今度コン・アモーレと言ってみよう。
posted by 山崎達璽 at 22:24| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月06日

腰が……

image/2009-06-06T20:14:171昨年の秋にギックリ腰をやって以来、どうも腰が弱い。まだ二度目はやらかしてないが、長時間デスクワークをしたり荷物を運んだりするとズキズキと痛み始める。さらに天気が悪くなるとまた重くなる。週に一度は整体に行っているが、完治するものではない。
ここ数日あまりに調子が悪いので、コルセットを買おうと薬局行った。これが5000円周辺の価格帯で意外に高い。それならばと思い、半額のゴムバンドを購入。さっそく装着したところ結構調子がよい。そう言えばきもので帯を締めたときも痛みが軽減したなぁ。
posted by 山崎達璽 at 20:27| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月01日

『ブッシュ』

『JFK』『ニクソン』と近代のアメリカ大統領を描いてきたオリヴァー・ストーンの新作『ブッシュ』を観た。大して話題になることもなく地味に公開している。
是々非々ではあるが、僕は保守派としては反米主義。「こんな世界に誰がした?」と聞かれたら、即座に「ブッシュ、オマエだ!」と答えてしまうぐらいブッシュはキライ。しかしこの映画を観てると、そんな彼がちっぽけで冴えない。小馬鹿な描き方をし過ぎている。
うーん、タイムリーな題材なだけに急拵えで予算が足りてない印象。人間ドラマなのか暴露モノなのか、そのどちらも中途半端。どのキャラクターも容姿を似せているから、『TVタックル』の再現ドラマを豪華にした程度の出来。
posted by 山崎達璽 at 22:19| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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