2009年07月14日

いよいよ衆院選へ

いよいよ世の中が衆院選モードだ。僕は自民党一家に育った。参議院自民党の有力議員の秘書を勤めた後、現在市議会議員となった弟を持つ身として今回も複雑だ。
現状をみる限りやはり積極的に自民を支持する気にはなれない。では民主か? というとそうもいかない。あそこはいまだ寄り合いから所帯から脱しきれず党是がブレすぎている。ことに外交と国防については正反対の意見が党内にあるぐらい。北朝鮮をのさばらせた旧社会党系議員を支持することなんて毛頭出来るはずがない。
となってくると、白票を投じるしかないのか……。どうせ自民は下野、民主政権が出来ても長くは続かず政界再編へ。ここで平沼先生あたりを代表にして自民と民主の保守派議員(端的に言うと靖国に公式参拝する先生方)が結集して新党を立ち上げてくれればいいのに……と思ってみたり。

しかし麻生さんはそんなにダメだっただろうか。この難局の中でのらりくらりと頑張った方ではないか。僕の中ではなんとなく憎めない。あれだけ熱狂的に支持された小泉さんだって、時が経つにつれて功罪の両面を語られるようになり、今や罪の方がクローズアップされてるではないか。だから後世、というほどの未来ではないだろうが、近い将来に歴史的に好評価されるかもしれない。

産経新聞は、小泉後の安倍・福田・麻生がなぜダメかについてを靖国に参拝してないからと断じていた。そこまで言うかと思ったら、要は政治信念へのブレを一番端的に示しているとか。なるほど。
posted by 山崎達璽 at 08:32| 保守派 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月13日

『劍岳 点の記』

『劍岳 点の記』を観る。うーん、大キャメラマン木村さんの気迫はよく分かるが、申し訳ないが作品としては今一つ……。
体を張って作ったその無骨さが観客に厳しい。地図を作るために山に登るだけのストーリー、最初から分かってはいても冗漫で飽きる。音楽のセンスが古臭い(『海はみていた』がそうだった)。CGを一切使わず大自然に体を張ったことはよく分かるが、それを1カットで観客にアピールするためにズームやパン、ティルトを多用してて、これもまた古臭く感じてしまう(『Beauty 』でも思った)。
木村大作が厳しい大自然に挑んだことをさんざん刷り込まれて観たから、その苦労を感じ取れたが、予備知識なしで観たら、適度にCGを使って分かり易くした方が観客はもっと感動するだろう。いくら本物をそのまま撮ってもリアリティはない。たとえ嘘でも観客が“本物らしく”みえるところにリアリティは存在する。若輩者ながらこれが僕の映画作りの信念だ。
posted by 山崎達璽 at 22:59| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月07日

お笑いとおぼしきもの

森光子とドリフのコント特集を観ていた。ガキの頃は夢中になっていたものだが、今改めてみるとこんなに面白いものだったかと感激してしまった。
だいたい僕は今のお笑いが嫌いだ。まったく笑えないから、“お笑いとおぼしきもの”とでもしておこうか。そもそも芸人とおぼしきものに芸がない。ギャーギャー叫んで他人を茶化して自分たちと一部の内輪的ファンのみが楽しむだけ。年末年始にやたら出てきて夏前には消えてしまう短命ぶり。
でも、あーやっぱりドリフは違うなあと痛感。例えば茶の間のコント。いかりや長介が主人、森光子が奥さん、志村けんがじいさん。三人がテレビを観ている日常で幕を開ける。笑いという非日常が始まる素の場面。「地の文」とでもいおうか。ここの芝居が実にうまいのだ。各自のキャラクター造型、醸し出す空気感が一瞬にしてすっと入ってくる。ホントに短時間なのだが地の文の完成度が高さは至芸といっていい。こざかしいテロップもいちいち出ないし、しっかりと作り込まれた美術や装飾も職人芸である。
今のお笑いとおぼしきものには完全に欠落してるものである。
posted by 山崎達璽 at 22:45| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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