2009年07月13日

『劍岳 点の記』

『劍岳 点の記』を観る。うーん、大キャメラマン木村さんの気迫はよく分かるが、申し訳ないが作品としては今一つ……。
体を張って作ったその無骨さが観客に厳しい。地図を作るために山に登るだけのストーリー、最初から分かってはいても冗漫で飽きる。音楽のセンスが古臭い(『海はみていた』がそうだった)。CGを一切使わず大自然に体を張ったことはよく分かるが、それを1カットで観客にアピールするためにズームやパン、ティルトを多用してて、これもまた古臭く感じてしまう(『Beauty 』でも思った)。
木村大作が厳しい大自然に挑んだことをさんざん刷り込まれて観たから、その苦労を感じ取れたが、予備知識なしで観たら、適度にCGを使って分かり易くした方が観客はもっと感動するだろう。いくら本物をそのまま撮ってもリアリティはない。たとえ嘘でも観客が“本物らしく”みえるところにリアリティは存在する。若輩者ながらこれが僕の映画作りの信念だ。


posted by 山崎達璽 at 22:59| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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