2009年12月31日

今年もお世話になりました。

image/2010-01-04T17:16:2412009年を振り返ると、つくづく嫌なことが思い出されてならない。人生から抹消したい記憶ばかりだ。心が折れかけたことが何度あったか。そんな一年だったが、何とかこうやって大晦日を迎えることが出来るのは、本当に応援してくれる人たちがいてくれたからだ。愚痴で今年を締めてしまってはそんな人たちに申し訳がないので、一生忘れない素敵な思い出を二つ書いておこう。
まずは、何はなくとも11/12の天皇陛下のご在位20年をお祝いする祭典だ。二重橋にお出ましになった両陛下のお姿の美しさとお言葉の優しさは今思い出しても感動の涙があふれる。悠久の歴史を紡ぐご皇室を戴くこの国に生まれて良かったと思う一夜だった。
聖上の素晴らしさには遠く及ばないが、もう一つは11/28にフィレンツェのサント・ステファノ教会で『宮城野』が上映されたことだ。中学時代から憧れていた美術監督の池谷さんと舞台挨拶にも立てた。まだまだ駆け出しだが、映画監督になって良かったとつくづく思う113分間だった。

それではみなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
posted by 山崎達璽 at 00:00| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

奇蹟を呼ぶ高明さん

image/2009-12-26T16:04:111映画祭の実行委員長の松本高明さんが帰国したので、ランチ・ミーティングに誘う。東中野で3週間ぶりの再会。日本人同士が握手してハグしあってる姿は異様だったろう。寒波に見舞われたヨーロッパでは欠航が相次いでいたそうで、帰国できたのはクリスマスの奇蹟かもしれない。
思えば彼は奇蹟を呼ぶ人だ。僕のフィレンツェ滞在中、天気予報は連日雨マークだった。「イタリア人は雨が降ると外に出ないよ〜」なんて聞いていたから心配をしたが、連日の晴天。雨が降ったのは最後の記念講演の後だった。いやいや、というよりあのとてつもない映画祭が実現したこと自体が奇蹟だ。
もともとアーティストである彼は目一杯の情熱と敬意をもって人にも事にも当たる。そういう人の周りには人が集まり、奇蹟をも呼ぶのだ。全幅の信頼を置ける人というのはそうそういないが、でも何人かは確実にいる。その一人がそんな奇蹟を呼ぶ高明さんである。

画像は映画祭を取り上げたイタリアの現地紙。中央がかの松本高明氏。
posted by 山崎達璽 at 23:06| フィレンツェ報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月22日

『沈まぬ太陽』

先日『沈まぬ太陽』を観た。インターミッションを挟むぐらいの大長編だが、そんなに長さは感じなかった。日航機墜落事故を描いていることは明らかなのでテレビ局が参加しなかったのはよく分かる。よって客寄せのための訳の分からない芸人やらアイドルの出演はなし。このテーマ、スケールを実現したある種のストイックさ評価できる。
が、監督がテレビドラマの大御所。映像で語ろうとせず、台詞で全部語ってしまうあたりはやっぱり演出がテレビサイズ……。時代背景も作り込みがあまいし、特に愛人や政治家の描き方がどこまでも陳腐。あと、現在頭髪が寂しくなってしまっている主要キャストの若き日を再現するため、かなり無理のあるズラを被らせてるあたりがいただけない。へんてこな前髪になっていて失笑。
残念な大作である。
posted by 山崎達璽 at 23:00| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

新企画の胎動

『宮城野』の美術の池谷さん、撮影の瀬川さん、脚本の酒井君と帰朝報告会で盛り上がる。
お酒が入ってくると、あのシーンの照明は良かったとか美術は良かったとか、みなさん自画自賛をし出して面白い。が、よくよく考えると、これはお互いの仕事に賛辞と敬意を表しているのだ。さすがに一流の映画人だ。
4時間近く飲んでいたが、中盤から後半は新企画の打ち合わせだった。いろいろイヤなことばかりで何度も折れかけた一年だったけど、終わりよければ全てヨシかな。
posted by 山崎達璽 at 23:56| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『イングロリアス・バスターズ』

久々に映画を観た。日本の映画館はスクリーンに対して映写がずれたりしないんだなぁと安心してみたり。

さてさて『イングロリアス・バスターズ』。もういい加減にして欲しいクソ映画だ。『パルプ・フィクション』までのタランティーノはかなり買ってたけど、彼はあれまで。今回なんて最低最悪。何がって、要は人を簡単に殺しすぎる。蟻の巣に殺虫剤をまいて踏みつぶすかのように殺すわ殺すわ。しかも頭の皮を剥いだりしてわざわざ残虐に。シナ人がチベットやウイグルでやってることへの抗議という感じでもないし。
セックスやバイオレンスは映画ならではの表現であって、僕は頭ごなしに否定するつもりはない。でも、タランティーノはそれをいとも簡単に何度も何度もひどい手段でやり過ぎる。虚構とは思っても、真剣に観てる僕には耐えられない。
『パルプ・フィクション』まではストーリーの面白さでそれなりに許してたんだが……。
もちろん、観るべきところはある。全編を貫く会話劇の妙なんて実に秀逸。しだいに高まる緊張感や散りばめられたユーモアのセンス……。あと、燃え上がるスクリーンに浮かび上がる復讐の鬼と化したユダヤ人の女性の顔なんてすごく印象的だ。

でも、もういい、この監督。
posted by 山崎達璽 at 17:01| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本国王・小沢一郎

今夏の衆院選中に「民主党政権になったら日本が日本でなくなる」という怪文書が出回った。保守陣営からの発信だが、さすがにそれはオーバーだよなんて思っていたが、陛下の御位を政治利用した今度の一件は、いよいよそんな心配が現実的になってきた。

小沢一郎氏は「日本国王・足利義満」である。
目下、小沢氏には巨大な権力が集中している。日本は彼の思い通りになると言っても過言ではない。その昔、貿易(利権)に目が眩んだ足利義満は、シナに媚びへつらって「日本国王」に任ぜられた。これは中華皇帝に臣従する外臣に冊封されたという意味で、日本国王は封号なのである。さらには皇位簒奪まで企んだとか。まさに「日本国王・小沢一郎」である。恐ろしいことだ。こんなエッセイも書けなくなるのかな。

ただし、皇位まで目論見出した矢先、義満には天誅が下って急死したのだが。
posted by 山崎達璽 at 16:26| 保守派 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月14日

愚昧の民

イタリア人はフランスが嫌いとはよく聞くが、実際のところはどうなんだろうか?
フィレンツェのレストランで日本人だけで食事をしたとき、「まずはシャンパンで乾杯だよね」と盛り上がって注文したところ、店員に「そんなものはない!」と突き放された。あっ、このことかひらめきと気付き、「スパークリングワインを」と英語で頼んだから笑顔で持ってきてくれた。
それからいろいろイタリア人に聞いたが、やはりフランス嫌いは真実なようだ。
日本人はどうだろうか? 国民の総意として嫌う国や民族はあまりないような気がする。まあ僕としては今やシナこそが朝敵だと思っているが。

さて、シナのナンバー2とやらがごり押しで天皇陛下に謁見するという話、これは一体どういうことだ! 陛下への謁見は1ヶ月以上前にお願いするというのがルールではなかったのか。そりゃあ図々しいシナ人はいけしゃあしゃあとごり押して来るだろう。しかしだ、それをそのまま宮内庁に圧力をかけた小沢氏や鳩山首相はどうなんだ。卑弥呼の時代の朝貢に戻ってしまったのか。御位の政治利用以外のナニモノでもない。政治利用どころかシナへのおべっか、その先にある利権目的。シナはこれからどんどん無理難題を押しつけてくるはず。
こんな売国奴たちをのさばらせたのは誰だ? 今夏の衆院選で空虚で曖昧模糊な「政権交代」のフレーズに踊らされて民主党に投票した愚昧な国民たちである。
posted by 山崎達璽 at 09:50| 保守派 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月12日

後方支援者との打ち上げ

image/2009-12-13T01:19:081フィレンツェの映画祭を日本から後方支援してくれたイザベラさんと足立君たちとささやから打ち上げをする。
足立君はデザイン関連、イザベラさんは翻訳関連を一手に引き受けてくれた。『宮城野』と『夢二人形』がフィレンツェで受け入れられたのはイザベラさんの翻訳字幕の的確さによるところが大きい。彼女は日本に留学して日本文学を専攻してそのまま日本で仕事に就いている。会話のリアクションや控えめなところ、奥ゆかしさ、仕事への責任や正確さは日本人以上に日本人だ。そして何と言っても可愛い。日本男児はイチコロだろう。
いやぁ、とっても楽しい一夜だった。
posted by 山崎達璽 at 23:49| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月11日

銀残し

12/10に「ニュープリント銀残し版」と銘打たれた『おとうと』がNHK-BSでオンエアされた。極めて白黒に近いカラーともいうべき「銀残し」は『おとうと』で開発され、今や一つの表現方法として確固たる地位を得た。『プライベート・ライアン』『座頭市』『フラガール』がそうだ。ただこれは非常に特殊な現像方法なので金が掛かるのも事実。
実は『宮城野』でも1シーンだけ銀残しをやっている。原作戯曲とは異なるもう一つのラストシーン、写楽とおぼしき男の幻影と矢太郎の対峙がそうである。これは撮影の瀬川さんがこだわり抜いた屈指の名シーンだと思う。
posted by 山崎達璽 at 23:25| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フィレンツェの報告

いい加減フィレンツェの報告をしないとまずい。
11/23の出発から12/2の帰国まで日時を追ってレポートしようという野望を抱いていたのだが、このままだと年を越してしまう。とりあえず上映の前後だけはアップしておこうと思う。
追々、全日程を細かく報告していきます。「フィレンツェ報告」というカテゴリを作ってあります。日にちにさかのぼって読んでいただければ幸いです。
posted by 山崎達璽 at 14:29| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月04日

言い訳

image/2009-12-07T11:50:281大豊作だったフィレンツェの収穫話をアップしたいのだがなかなかそれが叶わない。
いわゆる時差ボケで朝は起きられないし、一日頭がボーッとしている。そして10日ぶりの日本食が美味しくて美味しくて、一日中食べている。
それに片づけ。8泊10日の日程のうち、公式イベントがあったのは7日。すべて着物で勤めた(勤め上げたと自分を褒めたい)ので、そのお手入れをしなければならない。
あとは画像の整理に現地スタッフへのお礼メール。いやぁ彼彼女らには本当にお世話になった。
……というのがなかなか報告をアップしてない言い訳です。
posted by 山崎達璽 at 12:39| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月02日

フィレンツェは大豊作

8泊10日のイタリア出張が終わり先ほど無事帰国。詳細は後日アップするつもりだが、フィレンツェでの日々は『宮城野』にとっても映画監督・山崎達璽にとっても大豊作であったことは間違いない。

やっぱりウォシュレットはいいわ〜。
posted by 山崎達璽 at 20:07| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。