2010年01月08日

『海角七号 君想う、国境の南』

『海角七号 君想う、国境の南』を観る。台湾で空前のヒットをしたこの作品、だいぶ前から(親台の)産経新聞では話題になっていた。鳴り物入りの日本上陸と思いきや、都内ではシネスイッチ銀座のみであまり話題に上らず。かつて、いわゆる「南京事件」のカット問題で揺れた『ラストエンペラー』、アカデミー賞ノミネートにもかかわらず日本での公開がうんと遅れた『クンドゥン』などのように、この国はどこまで価値観を共有できない北京政府に媚びへつらうのか。なぜに文化に政治が介入するのか……そう思うだけで辟易する。
さて、この作品だが、なんだか不思議な魅力があった。日本のテレビドラマっぽさと韓流ドラマっぽさが漂い、ストーリーはとっちらかっているが、大団円に至るとなぜか感動が巻き起こる。世代や国境を越えて歌う『野ばら』にはほんのりと目頭が熱くなった。きっといい映画を作ろうという愛や情熱がそうさせているのだろう。


posted by 山崎達璽 at 23:49| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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