2010年01月15日

初芝居

image/2010-01-15T22:46:371浅草公会堂に新春浅草歌舞伎の第二部を観に行く。久々の歌舞伎見物で今年の初芝居となった。今の座組になって10年目だという。
『奥州安達原・袖萩祭文』は1999(平成11)年12月の歌舞伎座(猿之助、段四郎、梅玉)、『悪太郎』は1996(平成8)年6月の中日劇場(段四郎、歌六、彌十郎)以来、いずれも久々に観る演目だ。そしていずれも澤潟屋に縁がある。夢中になって猿之助さんを追っ掛けたあの頃に思いを馳せてみたり……。

終演後に愛之助さんの楽屋を訪ねる。メールのやりとりはちょくちょくしているのだが、会うのは本当に久々だ。花形のオーラと気さくさは相変わらず。会った瞬間、パーッと周りの雰囲気を明るくしてくれる。フィレンツェのパンフレットなどをお渡しして映画祭の話などを少々。
帰りにお土産をいただく。秀太郎さんのときもそうだが、「そ」の一字が可愛らしい。松嶋屋のしきたりなのかな。
愛之助さん、今年も一年休みがないとか。

うーん、やはり第一部が観たい! 


posted by 山崎達璽 at 22:46| 観劇記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アクアリストの木村さんと飲む

2007〜9の夏に六本木ヒルズの最上階で開催され大ヒットした「スカイ・アクアリウム」をご存じだろうか? そのアート・アクアリウムのプロデュースとディレクションをしているのが木村英智さんだ。アクアリストは数あれど、アートの領域で勝負をしているのは世界で唯一、彼だけだ。
木村さんとはフィレンツェで出会って意気投合して、今日ようやく再会を果たした。彼は自分の仕事でミラノにいたのだが、フィレンツェの映画祭にちょくちょく遊びに来ていて、『宮城野』を観てくれたり、一緒に着物パレードに参加したり、ご飯を食べたり、酒を飲んだり、トランクを運んでくれたり、秘密のボーイズトークをしたり……と『宮城野』と映画祭を盛り上げ、遊んでくれた。
今夜はフィレンツェで盛り上がったメンバーが6人集まっての慰労会兼新年会だ。結局、西麻布の沖縄料理店で5時間近く。終電を逃した僕は久々に品川から深夜バスに乗って帰る。

木村さんと話をしていて印象に残ったのは、アクアリウムは小宇宙であり神の領域だと言うことだ。ものすごくアーティスティックにデザインされた水槽(これは正確な表現ではないが)に泳ぐ魚。一見、あまりの美しさにリアリティ(糞が浮かんだり餌のかすが残っていたりという生物感)を感じないのだが、そこには緻密に計算されて作られた生態系があるのだ。確かに、数時間ならまだしも何週間に及ぶ展示が保つはずがない。究極の様式美の中の生命の営み。これは創造主の仕事にほかならない。盆栽に共通するのかなと思いつつも、いやいやこれは映画監督も同じだ。うーん、というよりアーティストはみんな創造主になろうとしているのだろう。
もうひとつ、金魚は完全に人間が作り出したものだという話。確かにいにしえから人間が改良に改良を重ねている。なるほど、金魚はサイボーグなんだ。

こんなに楽しい一夜なら深夜バスも悪くない。あっ、午後からは浅草で初芝居だ……。
posted by 山崎達璽 at 02:32| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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