2010年02月05日

『サヨナライツカ』

中山美穂・工藤静香・南野陽子・浅香唯らのアイドルが全盛期だった80年代後半。中学生の僕はその誰にもさほど興味がなく、小生意気にも今井美樹のファンだった。だから中山美穂にもあんまり思い入れがないのだが、この頃のアラフォーになったその姿がどうにも魅力的で、ついつい『サヨナライツカ』を観に行ってしまった。
あれ? 辻仁成原作でフジテレビ作品だと思ったら、クレジットは全部英語で監督はじめほとんどが韓国スタッフ。あ〜、これは韓国映画風にした日本映画ね。外注でもしないと客が呼べない日本映画界。どこまで堕ちていくんだろう。
さて、正直、2/3ぐらいまではなかなか良かった。『エマニエル夫人』『ラ・マン』『花様年華』『愛の神、エロス』のような異国情緒におけるエロスが溢れかえる。そこまでは褒め過ぎまでも、中山美穂の妖艶な化粧品のCMがずっと続いてるようでうっとりと見とれてしまったのは事実。
が、終盤はどうしようもない蛇足。原作がどうだかは知りたくもないが、無理矢理ストーリーをまとめ上げようとする言い訳にしか思えない。
そして、25年後という老けメイク。ほんの数シーンだったらそれも許すのが映画を観るお作法だろう。だが、上映時間の1/3も続いたらただのコントにしか見えない。観客はみな失笑である。ギンギンにみなぎっていたのが、すっかりプールから出た後のようになってしまった。
あの予告CMはどうみてもインチキだ。


posted by 山崎達璽 at 22:09| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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