2008年10月12日

江戸遊学「若き浮世絵師 歌川國眞の美人画」

日本橋の福徳塾で毎週開かれている「江戸遊学」に参加。今日の講師は、『宮城野』で浮世絵を担当してもらった歌川國眞さん。初代豊國以来、現代に脈々と続く歌川派の若き(たぶん30歳)、そしてイケメンの浮世絵師である。
僕は彼ととても馬が合う。あえて些細なことで言えば、爪を切るのにうんと時間が掛かるところ(深爪ギリギリまで攻めて、あとはしっかりヤスリをかける)とか……。二人で会うとついついマニアックな話に没頭してしまう間柄だ。

以前僕も講師をさせていただいたが、このイヴェントはお客さんが実に上質だ。今日もまたそんなお客さんがぎっしり。彼の恩師にして、『宮城野』では浮世絵アドバイザーを担当された新藤茂先生のお姿も。
講演は休憩を挟んで2時間弱。現代に息づく浮世絵について熱く語ってくれた。ちょっとぎこちなさもあって本人は気にしていたが、僕はそれがいいんだと思う。アーティストはあんまり饒舌にベラベラ話さない方が神秘的でいい。そして客席から(懐かしき)使い捨てカメラで息子の勇姿を撮り続けるお母様もまた素敵だ。

終わってからこぢんまりと打ち上げに行く。新藤先生から歌川派の詳細な系図をご教示いただく。國眞さんの師匠は六代目豊國だが、彼自身も六代目國眞になるそうだ。初代から五代目まで國政がいる。國「政」と字は違うのだが、それでもクニマサの六代目には変わりないと。なるほど〜。僕はこういう話が大好きだ。歴史ロマンの中でも古墳と系図には尋常じゃない興味を示してしまう。

あれ、どうも調子が悪い。風邪がぶり返してきたか……。


posted by 山崎達璽 at 23:54| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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