2009年05月18日

『天使と悪魔』

『天使と悪魔』を観る。
前作と比べてどうとか、原作よりいいとか悪いとか……宣伝の煽りもあるが、そんな論議はナンセンス。映画の見方を知らない愚かな行為である。これはロン・ハワード監督の新作映画であって、それ以外のナニモノでもない。
しかし、よくもまぁこんな映画を作ったものだと感服。目眩く謎解きとアクションはジェットコースター・ムービーの王道。さらに終始一貫して知的好奇心を刺激し続けるところも絶妙。歴史好きとしては後者を見失わない姿勢に感動すら覚えてしまう。
知識がないと分かんないよと食わず嫌いだったり、途中から観ることを放棄してしまう観客はいるだろう。しかし歴史的・宗教的知識があるのと知的好奇心を持つのとは別の問題であって、そこをごっちゃにしてるバカは多い。そりゃ両方持ち合わせてりゃ一番楽しいが、専門的知識がなくても、義務教育の社会を修め一般常識があれば分かる作りにはなっているはず。分からなきゃ調べろよといいたい。
現代の観客は受動的に映画を観ることに慣れすぎている。時に能動的に観なければ、この先日本人はどんどんバカになるだろう。


posted by 山崎達璽 at 14:24| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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