2008年01月25日

『雷神不動北山櫻』

新橋演舞場の『雷神不動北山櫻』を観に行く。20日のチケットを取ってあったのだが編集作業のため断念。悔しくて悔しくてやりきれないので、やや強引な手法でチケットを入手した。右の壁面側の三階席で、かなりの苦痛を強いられる席だがそれもまた致し方なし。 
久々に復活した通し狂言を観た。猿之助さんに勉強させてもらったので、こういう大河ロマンは楽しい。 
海老蔵は大車輪。どうしても口跡に難はあるが、この人の持つオーラは凄まじい。これはさずかに努力で会得できるものではないだろう。『毛抜』『鳴神』の十八番ものの場面は、通し狂言の宿命でかなりカットされている。荒事のバカバカしさが多少薄まっていて口寂しい。 
大詰の『不動』は照明が突然現代的になり、イリュージョンばりの宙吊りになる。ここが唐突。転換はせめて大薩摩単独にすれば良かったのに。 
原作を詳しく知らないのだが、全編時代というのも疲れる。踊りか世話場も欲しい。例えば『伊達の十役』など猿之助さんはそういうバランス感覚はさすがだった。 
総じてワクワクしたお芝居であったことは間違いなく、無理をして観に行った甲斐があった。


posted by 山崎達璽 at 00:00| 観劇記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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