2007年05月31日

『クィーン』

映画の善し悪しは、監督の世界観がどれだけうまく観客に伝わるかである。世界観とは、監督のつく嘘である。その嘘がいかにもっともらしくみえるか。そこに監督の演出術が試されるのである。 
 
『クィーン』は傑作であった。ダイアナ元王妃が事故死されてからの1週間、エリザベス女王が何をお考えになってどんな行動をされたか。憶測は出来ても、真実はご本人以外分かるわけがない。しかし、この映画を観ていると、ああそうだったのかあと、真実を目撃しているかのような錯覚に陥る。実に巧みにだ。つまり監督の嘘にまんまと騙されてしまったわけだ。しかも相当に心地よく。


posted by 山崎達璽 at 00:00| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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