2007年05月29日

『バベル』

ようやく『バベル』を観た。僕の周囲ではあまり好意的な意見がなくどうも足が遠のいていたので、こんな後れ馳せのタイミングになってしまった。 
いやはや、これは傑作である。後味悪い? そりゃ『スパイダーマン3』『パイレーツ・オブ・カリビアン』のようなただ受動的でありさえすればいい映画限定の観客はそう思うであろう。本作は観客に能動的になることを要求する、つまり観客に問いかけ考えさせる映画である。こういうカテゴライズは好きではないが、アカデミー賞にノミネートされるような大メジャー作品にしては珍しい。 
ちょっとした誤解が悲劇に発展する。人間とはしょせん分かりあえないものだろうか。ラスト、その答を提示してるのかしてないのか。僕は少なくともこの33年の人生の中で、とどのつまり人間は分かりあえないものだと思っているのだが……。 
 
坂本龍一の『美貌の青空』が切ない。


posted by 山崎達璽 at 00:00| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。