2007年05月15日

約20年振りの『帝都物語』

約20年振りに『帝都物語』をスクリーンで観た。一瀬隆重の特集上映で、ニュープリントを期待したのだが叶わず、かなり傷んだ状態だった。 
さて、当時(中学1年)思ったのは、ストーリーは急ぎ足で難解なこと。またクライマックスはややパワーダウン。それは今観てもやはり同じ印象だった。しかし、原田美枝子演じる辰宮恵子と坂東玉三郎演じる泉鏡花が夜道を歩くシーンの情感なんぞは、やっとその魅力が分かってきたなあと。 
80〜90年代という、世の中が激変したこの20年を経ても、この映画の魅力は色褪せることなく、むしろ輝きを増すばかりだ。ミニチュアとオプチカル合成の多用は、文字通りの特撮映画だ。実寸大の銀座のオープンセットには空気感が生きている。どんなに精巧なCGでもこの感覚は出せまい。 
 
中堀さん(撮影)や池谷さん(美術)に聞きたいことがいっぱい出てきた。


posted by 山崎達璽 at 00:00| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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