2005年05月07日

あぶ刑事ごっこ

以前、時間のあるときに自分のビデオ・ライブラリーをDVD化していると書いたが、今日は徒然なるままに中学高校時代の作品を引っ張り出した。当時の僕は『あぶない刑事』にはまっていて、この時期の作品はそのコピー、と言えば格好いいが、要は“あぶ刑事ごっこ”である。 
1988(昭和63)〜89(平成元)年、中学2年から3年にかけて作った『オレたちRISKYポリス!』。最初40分ぐらいで完成したのだが、まだまだごっこは終わらず、撮り足しをして52分の完全版を作ってしまった。完全版と銘打ったのは、確か『AKIRA』の完全版が公開されたその影響だろう。そのあとまだ飽きたらずに、『オレたちRISKYポリス! 胸さわぎをAGAIN FINAL BATTLE』などという続編までを撮った。中学3年の夏休みにこの2作品を再編集して、『THE RISKY POLICEMEN』という総集編を作った。これは50分まで切り詰めてあって、この時に編集がなんたるかを知った。このシリーズ、自分も出ている。あぶ刑事で言えば舘ひろしのポジショニングだろう。声が若干高い。観ていてかゆくなってくる。井上陽水の「みなさんお元気ですか?」と言う車のCMのとか『ニューヨーク恋物語』のパロディとか。坂本龍一、小比類巻かほる、HOUND DOGの曲なんてすごく時代を感じる。 
そして1990(平成2)〜91年、高校1年から2年に掛けて作ったが、結局未完に終わってしまった『SELDOM ILLEGAL』。このタイトルは坂本龍一の同名の著書のパクリだ。この作品は前作の流れを引くものの、はちゃめちゃ刑事ドラマではなく、恋愛を絡めたシリアスなストーリー展開になっている。ここらへんは『東京ラブストーリー』の影響。笑いは一切なく、特にアクション・シーンを頑張って撮っている。火薬を仕込んで派手な弾着をやったり、廃電車のガラスをバリバリ割ったり。僕も主役級で出ているのだが、アクション・シーンは撮影に回って、徹底的に構図にこだわって撮った。音楽はBOOWYのとかX(のちのX JAPAN)を使っていて、ここらへんがやはり時代を感じる。 
まあ久々に観ると恥ずかしくてたまらないのだが、よくもまああんなに自由に映画を撮っていたなと感心する。アクション・シーンなんて、ロケハンと撮影が同時だった。「名古屋港でも行くか」ってノリで、現地行って。「ここいいね」で撮りながらカット割り考えてたもんなあ。もちろん画コンテなんてなし。もうこんな自由はないんだろうなあ。


posted by 山崎達璽 at 00:00| 筆のすさび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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