2005年04月26日

『愛の神、エロス』

今日はなんだか体調がすぐれないのだが、家にいてもダラダラしてしまうので、『愛の神、エロス』を観に行った。平日のBunkamuraのル・シネマはガラガラ。いかにも金を持っていそうな中高年がチラホラ。 
このオムニバス映画だが、ウォン・カーウァイの作品はさすがの出来。そのほかの2作品は尺を稼ぐためのような添え物。特に御年92歳になられるとかのミケランジェロ・アントニオー二の作品は訳が分からん。出来の悪い学生映画のような感じ。 
さてウォン・カーウァイの傑作だが、雰囲気はまんま『花様年華』だ。『若き仕立屋の恋』とは、いかにも女性ウケしそうな邦題だが、原題は『THE HAND』。非常に俗っぽくて品のない言い方をして申し訳ないが、内容を考えると、『手コキ』と訳した方がピッタリとはまるのではと思う。要はこの“手コキ”をきっかけにした若き仕立屋と高級娼婦のダラダラとして雰囲気モンだ。でもさすがはウォン・カーウァイ、こんなお下劣で、どうってことないネタでも魅せてくれます。演技、映像、音楽……何をとっても、その世界観にどっぷりと浸れてしまう。この1本のために1,800円はちと高いかな。


posted by 山崎達璽 at 00:00| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。