2004年12月16日

続『ゴジラ FINAL WARS』

この映画は毒に満ちあふれている。
例えば白人の子供が怪獣フィギュアで遊んでいるのだが、開口一番「ダメなカメだなあ」と言って、ガメラと思われるフィギュアを暖炉に投げ込むのだ。これは珍品として知られる『宇宙怪獣ガメラ』(80)で、「さらばドジラ」と書かれた看板が倒れるシーンの逆パロディか。
それからなんと言ってもモンスターXだ。これはどう見てもハリウッド版ゴジラ。「このイグアナ野郎!」と罵られ、ゴジラに退治された後は「マグロの食い過ぎ」などとこき下ろされる。完全にハリウッド版ゴジラをこけにした描写である。

地球防衛軍は世界中に現れた怪獣を、秒で「クモンガが現れました!」「カマキラスです」「エビラです」などど呼んでしまう。普通ネーミングのいわれを説明する台詞があるのだが、そういうまだるっこしいことは一切ない。あっ一つあった。X星人である。伊武雅刀が地毛、いや地アタマのまんま演じているのだが、開口一番「地球の言語では発音できないからX星人を呼んでもらおうか」である。いやはや畏れ入った。


posted by 山崎達璽 at 00:35| 映画レヴュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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