2008年05月04日

『ラスト・エンペラー』蒐集

20080504171016.jpgアメリカのアマゾンから『ラスト・エンペラー』のDVDボックス(2/26発売)が届いた。
中学1年の時、僕はこの映画を観て映画監督になろうと思った。映画を撮りたいという夢は小学生の頃から抱いていたが、監督というポジションを強く意識したのはこの作品がきっかけである。だから僕はこれには並々ならぬこだわりがある。蒐集癖が最も強く出てしまうところである。
1988(昭和63)年に日本で公開された本作には2ヴァージョンがある。163分の劇場公開ヴァージョン。218(219という表記もある)分の長尺版。こちらは日本ではオリジナル全長版やディレクターズ・カット版とされているが、それは間違いで、正確には「テレビ版」(テレビシリーズ用に作られた)である。
さらに日本公開の際には、溥儀が記録映画を観ているシーンで、いわゆる「南京虐殺」(僕はこの事件に関しては非常に懐疑的である)の“記録映像”が出てきて、松竹富士がこれをばっさりカットしたとかで大騒ぎになった。結局50秒ほどを半分にして公開したとか。僕は劇場公開版とテレビ版のLDを買ったが、その後、このカットの一件が気になって気になって大枚をはたいて輸入LDを買ったほどだ。
2001(平成13)年に劇場公開版がDVD化され、即購入。テレビ版については輸入版しかなく、やはりアマゾンで個人輸入した(この映像が劇的に悪い)。
そして今年になって、古今東西の名作を最高の技術でDVD化しているアメリカのクライテリオンからこのDVDボックスが発売されたのである。テレビ版は6月にようやく日本発売となったが、いずれにしても「南京事件」はカットされたままのはずである。
僕の夢は劇場版を今一度スクリーンで観ることだ。


posted by 山崎達璽 at 17:15| 蒐集癖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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