2008年01月14日

邦楽レコーディングなど

昼からソニーPCLで音の打ち合わせがあり、夕方から中野富士見町のスタジオで邦楽のレコーディングがあった。唄は杵屋三七郎さん、三味線は松永鉄九郎さん、松永鉄駒さん。さすがに生で聴く長唄は最高だ。座敷のBGM用にと、鉄九郎さんのアドリブも実に素晴らしかった。 
その後、編集についてプロデューサーとミーティング。凹んで凹んで凹みまくる。


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2008年01月11日

意図通り

監督の意図通りに編集したヴァージョンの試写があった。意図通りとは言っても、観れば観るほど気に入らないところがある。次回の編集は15日だからそれまで頭をリセットしよう。
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2008年01月09日

編集漬け

編集漬けの日々だ。6日に、編集技師が素材を台本通りにつないだヴァージョンの試写を行った。先ほどまでそれをベースにした監督の意図を入れたヴァージョンを作っていた。だいたいまとまったので今日は終了。明日全体を見直して、11日に再び試写。 
編集中は、これは素晴らしい!と思うときもあれば、ああダメだと思うときもある。四六時中、それの繰り返し。夢の中でも考えてしまう……。
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2008年01月08日

訛り

編集をしていて改めて思ったこと。その一つは訛りだ。この映画は江戸市中の庶民の話だ。矢代さんはチャキチャキの江戸っ子で、その台詞は独特である。脚本化に当たっても詳しい人に監修してもらい、その情緒を損なわないよう心がけた。ではそれを身を持って具現化する俳優陣はどうか。矢代さんの愛娘である毬谷さんは言わずもがな、希林さんも江戸っ子。しかし佐津川さんは静岡人で現代っ子なので、結構苦労した。かく言う僕も名古屋人で(若年寄りと言われども)現代っ子なので、スクリプターをはじめみなさんに助けられっぱなし。だがもっと大変だったのが、コテコテの大阪人の愛之助さんと國村さんだ。國村さんに至ってはよりヤクザな河内弁。江戸町人とは言語体系が違うと言ってもいいくらい。撮影現場ではときおり訛りが出てしまってNGを出した。 
そして今こうやって編集していると、大阪のニオイなんて皆無である。モニタの中では江戸人が生きている。まさに感服である。
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2008年01月04日

仕事始め

0104.jpg昨日編集の金子さんから連絡があり、打ち合わせに行く。やはり尺で手こずるかな……。 
 
画像はアダチ版画研究所さんからの年賀状(年賀ハガキではない)。素敵だ。アダチさんには撮影で使う写楽の版画の復刻版を提供していただいた。
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2007年12月17日

だんだんと

だんだんと忙しくなってきた。今日は朝からプロデューサーたちとのミーティングがあって、その後編集の打ち合わせ。あと3ヵ月半で完成させなければならないというのはかなりのハードスケジュールだ。
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2007年12月12日

瀬川龍さん

1212.jpgキャメラマンの瀬川龍さんから携帯にメールが来た。一瞬女子高生かと思うぐらいのピカピカのデコメールだ。僕の携帯にメールが来る中で、親を除くと最年長なのに、内容はyoungestだ。 
いやはや、今回の現場ではどこまでも瀬川さんに助けられた。この人じゃなかったら現場は成り立たなかっただろう。僕がジャッジ出来ないでいるとき、いつも瀬川さんは「山崎作品ではこうすべきでしょう」「山崎作品ではこれはないでしょう」と。どこまでも長回し、寄らない、カッコ良く……。、見失い掛けた作品の本質を取り戻させてくれた。 
順一(父・キャメラマン)、浩(叔父・キャメラマン)、徹夫(叔父・録音技師)と瀬川一族は日本映画のロイヤルファミリーだ。また親戚には尾上緑三郎(歌舞伎俳優)がいる。そして瀬川さん自身、『仮名手本忠臣蔵』の記録映画や先の仁左衛門のドキュメンタリーなどに参加していて古典に造詣が深い。僕にとってこの出会いは運命だ。 
キャメラマンとしての才能だけではない、瀬川さんはどこまでも温厚で、若くて、カッコ良くて、面白くて、もてて、垣根を作らない……人間的にも素晴らしい人格者だ。僕がこの雑記帳で人を誉めると嫌みに聞こえるかもしれないが、これはあの現場で誰しもが思った真実だ。さらに言うと、録音部さんとかメイクさんという呼び方を嫌い、ちゃんとその人の名前で呼ぶ。エキストラに対しても必ず○○さんと呼ぶ。 
撮影前、撮影中とこの人はすごいなあ〜と思い続けたが、一段落した今、これまでを総括するつれて、ますます尊敬の念が増す。デコメが来るとドキドキしてしまうなんて、恋心に近いのかも。
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2007年12月08日

冬支度

1208.jpgちょっと遅くなってしまったが、ウーパールーパーの冬支度をした。水槽の大掃除をして、ヒーターを設置して……。 
それはさておき、書類整理をしていたら、9月の大阪松竹座の『蝉しぐれ』の第一弾のチラシが出てきた。撮影したのは春ぐらいだろうか。愛之助さんの顔がまるまるしていてびっくりだ。そう言えば春に楽屋で会ったときに「矢太郎は細身の方がいいですねぇ」とダイエットをお願いした。愛之助さんはものすごくにこやかに「わかりました」と約束してくれた。7月、海老蔵の代役で大奮闘公演になり一気に痩せて、10月に会ったときは一まわり、いや二まわり小さくなったように感じてしまった。ちょっと申し訳ない気持ちになりながらも「いい感じですね〜」と言ってしまう自分が鬼に思えた。そして11月は舞台と映画の掛け持ちをさせてしまい……。今年は愛之助さんには大変な思いをさせ続けてしまったなあ。ホント感謝してます。

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2007年11月30日

夜逃げのよう

日付が変わって午前1:00。製作部がいっぱいいっぱいなので、戸山プロデューサーに車を出してもらってマンスリーマンションを引き払う。深夜の引っ越しなんては夜逃げみたいだ。それから鎌倉までの道中、フォース助監督の田原クンも交え反省会をする。思えばこの三人が今回の現場で新人だ。
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2007年11月29日

クランクアップ!

23:40ぐらい、クランクアップ!
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2007年11月28日

いよいよもって

明日の撮影でいよいよもってクランクアップだ。真冬並みの気温だとか。
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2007年11月27日

打ち上げ

今日で毬谷さんの出演部分が終わり、全てのお芝居を撮り終えた。あとは29日に小物撮りがあるのみ。実質クランクアップということで打ち上げがあった。こういう場で監督はどうにも打ち上がる心境になれない。まだまだ長い編集作業があるのと、あとは現場のスタッフやキャストが怖い、とは言い過ぎだが、何だか顔を合わせるのが申し訳ない……特に今回は強く自覚する至らぬところが多々あったためだ。 
強いプレッシャーからは解放されたはずだが、まだその感覚はない。明後日、鎌倉に帰ったらどっと来るんだろうなあ。
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2007年11月25日

憂国忌

今日は三島由紀夫先生が割腹をした憂国忌である。映画『宮城野』の戯曲を書いた矢代静一先生とには浅からぬ交流があった。そして宮城野のモデルとなった女性との出会いにも三島先生が絡んでいる。そのエピソードは矢代先生が『旗手たちの青春』というエッセイの中で、三島先生の『仮面の告白』と絡めつつ紐解かれている。また『宮城野』を書いた事情については、矢代戯曲の傑作『写楽考』の単行本の解説で触れられている。いずれも絶版だが、この映画の公開を機に復刊してもらいたいものだ。 
ところで映画『宮城野』のエピローグは戯曲にはないオリジナルだ。これは三島先生の『天人五衰』へのオマージュとして作り上げたものである。
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2007年11月24日

28:00終了

撮影が終わったのは明けて午前4:00。映像業界でよく言う28:00というヤツだ。愛之助さん曰く、山崎組では定時だと……。国立劇場が終わって、新春の浅草の記者発表をこなして、それで撮影。昨夜から仕掛けの多い撮影でお待またせすることばかり。その間もカフェインを飲みながら、京都顔見世の台詞を入れてる姿には本当に頭が下がる。いや、そんなもんじゃない。こころからの敬意を表したい。数時間後にはまた国立に出て、そして撮影所に……。後一日です!
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2007年11月23日

おふく→おかよ

1123.jpgおかよを演じる佐津川愛美さんがクランクアップを迎えた。映画『蝉しぐれ』のおふくを観て以来、おかよは絶対彼女でいくと僕は貫いた。 
彼女は出身が静岡で、僕の母も一緒。第一子である僕は母の実家によくお世話になった。だから静岡には愛着がある。 
佐津川さんとはそんな地元話からスタートした。続けて振付に所作指導があり、本読みに立ち稽古……。19歳の彼女にとっては辛い日々だったと思う。ベテラン俳優に囲まれ、監督は新人。僕は彼女の涙を何度も目にした。涙が止まらないときにキャメラを回したこともあった。 
おかよは二人で作り上げたなあとそんな気持ちでいます。 
詳しい話はまたどこかで書きます。 
佐津川さん、お疲れさまでした。ありがとうございました
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2007年11月22日

応援メール

こんなメールをもらった。 
 
「見えざる恐怖よりも遥かに多くの援軍がいる事を思い出して、現場での日々を噛み締められますように」 
 
応援ありがとうございます。元気をもらいました。 
命を削る日々ですが、その分、毎日、いい芝居といい画が撮れています。
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2007年11月21日

先人の知恵

1121.jpg困ったときには先人の知恵を借りる。僕は今回の作品で戸惑ったとき、何度もこの『歌麿をめぐる五人の女』を観た。敬愛する溝口健二監督の1946年の作品である。傑作とは言いがたいのだが、絵師をテーマにした作品でヒントがいっぱい詰まっている。しかし昭和21年にこんな映画を作っているとは……。
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2007年11月20日

命を削る

1120.jpg恥ずかしながらモデルをやらせていただいた『着物Begin』が今日発売です。是非買ってください! 
 
さて、だいぶさぼっていたが、というより雑記を書く余裕が全くなく撮影の日々が過ぎていった。今日はあと1週間を切ったところなので、ちょっとだけ。 
精神的疲れがピークである。夜中に涙を流して目を覚ましたこともあった。ものすごい孤独感苛まれたり。さらに疑心暗鬼になってみんなが敵に見えてきたり(仏様や観音様に囲まれてるのに)。それに暴飲暴食……映画を作るというのは命を削る仕事です。
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2007年11月01日

一日遅れのクランクイン!

いろいろ事情があってクランクインが一日遅れたが、いよいよ山崎組が出航した。これから一ヶ月、生きて帰れるだろうか。
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2007年10月29日

悩みが……

1029.jpg今日は撮影所近くの神社で、撮影の無事を祈ってのお祓いが行われた。実はこれが悩みだった。僕は先祖代々浄土真宗の住職の家系に生まれた。阿弥陀仏が絶対的なものなので「神祇不拝」という教義がある。つまり、神社で拝んではよろしくないのだが……。 
まあ、いいですよ。蓮如上人は「諸神、諸仏、諸菩薩を軽んずべからず」と説いているので、参拝ではなく敬意を表しにいけばいいのだ。 
柏手を打ったのは何十年振りか、玉串を捧げたのは初体験だ……。
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