2013年01月29日

『暗殺の森』仏版サントラ

2013-01-29 21.20.39.jpg「山崎さんの人生ベストワンの映画ってなんですか?」
「言っても知らないと思いますよ。マニアックだから」
「僕、映画好きなんで分かりますよ! 教えてくださいよ〜」
「ベルナルド・ベルトルッチの『暗殺の森』です」
「……」
「……」

その『暗殺の森』(70)の未発表曲を含むサントラがフランスで発売されました。
1000枚限定とか(^^;)
どこまでも続く蒐集癖道です。さっそく買いました。

左上が1992年に日本で初CD化されたもの。
右上が1995年にアメリカで発売されたもの。

中央が、今回のフランス版。
8曲の未発表音源がありながらも、なぜか既発表の2曲が入っていません。

にしてもこれは名盤。
不動の我が生涯ナンバーワン映画です。

posted by 山崎達璽 at 22:17| 蒐集癖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月02日

『ラストエンペラー』のいわゆる「南京虐殺」はカットされていなかった。

2012-12-02 19.42.18.jpg映画史に燦然と輝くベルナルド・ベルトルッチ監督『ラストエンペラー』。中学1年の頃に見て、明確に映画監督という役職(仕事)を意識して目指すようになった、僕にとっても記念碑的作品です。
その「コレクターズ・エディション」のBlu-rayが届きました。VHS→LD→DVDとメディアが進化するたびに買い揃えてきました。関連書籍も含めると、約25年間、もうこの映画にいくら費やしたか分かりません。

さて、本作は公開当時、いわゆる「南京虐殺」のシーンが配給会社の松竹富士によってカットされ、ずいぶん物議をかもしました。四半世紀が経った今、その顛末をネットで調べると、“カットされたまま公開された”との説、“抗議を受けて戻して公開された”との説があり、どう決着されたかはあまり伝わっていないようです。

『ラストエンペラー』蒐集家と申し上げましょう。
結論としては、「南京虐殺」についてはカットされないまま公開されています。これは監督が渋々編集したヴァージョンになります。

当時の報道から事実関係を追ってみましょう。(88/1/24朝日新聞など)

○1987(昭和62)年10月4日
第2回東京国際映画祭にてワールドプレミア上映。
“興行主を含む映画業界人”から、戦犯となった溥儀が記録映画を見せられるシークエンスが“刺激的すぎる”と問題となる。
松竹富士はこれを受け、一連の「南京事件」「人体実験」「アヘン栽培」(計40秒弱)の部分をカットする。

○11月上旬〜
プレス試写。

○12月1日
カットのことが監督の耳に入り、“日本の事情を鑑み自分で処理したい”との連絡。

○12月24日
「人体実験」「アヘン栽培」(計18秒)をカットした修正版が届く。

○1988(昭和63)年1月20日
松竹富士が監督に謝罪して、修正版での上映を受け入れる。

○1月23日
修正版で日本一般公開。 

つまり、「南京虐殺」についてはそのまま、その後に続く「人体実験」「アヘン栽培」はカットして公開したのが、当時の日本の事情と監督の妥協線だったようです。
その後、1988(昭和63)年8月6日にビデオ発売、1989(平成元)年4月3日にはテレビ放映されましたが、上記の修正版のままでした。
元の状態に戻されたのは、ほとぼりが冷めた2001(平成13)年6月21日のDVD発売が初めてだと思われます。
以降は、2008(平成20)年6月13日の「ディレクターズカット」DVD、2012(平成24)年11月2日の「コレクターズ・エディション」Blu-rayもオリジナルで収録されています。

ちなみに本作には163分と219分の2ヴァージョンがあります。
前者は劇場公開版。厳密にはこれにも日本のみで公開されたヴァージョンが存在しているわけですが……。
後者については、「オリジナル版 3時間39分」「ノーカット版」「ディレクターズカット版」など様々に呼ばれていますが、元々テレビのミニシリーズをも意図して作られているので、「テレビ版」が正しいと思います。


posted by 山崎達璽 at 20:31| 蒐集癖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月19日

橋本國彦『交響曲第1番ニ調』

image/2010-02-21T13:54:551建国記念の日に書いた、橋本國彦の皇紀2600年奉祝曲『交響曲第1番ニ調』のCDが届いた。沼尻竜典の指揮で東京都交響楽団の演奏。世界初収録とのことだ。
僕は交響楽を聴くことはそうそうない。別に興味がないとか嫌いとかそういうものではない。ただなんとなく今の趣味に入っていないだけだ。PCで再生しかけたが、デルのおまけのスピーカーじゃあろくな音が出なくてダメ。久々にコンポで再生する。音が小さい。ボリュームをかなり上げる。
46分32秒の間、とにかく圧倒された。終盤、第8楽章からフーガが特にすごい。鳥肌が立った。音楽については何の知識も持ち合わせていないが、日本人のオリジナリティが詰まった交響楽だと思った。1940(昭和15)年という時代にこんな曲が作られていたとは。
posted by 山崎達璽 at 13:53| 蒐集癖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月10日

『GSW』グッズ

20081210202522.jpg『GSワンダーランド』の主題歌『海岸線のホテル』(橋本淳作詞・筒美京平作曲)が忘れられなくてシングルCDを買ってしまった。当時のレコードジャケットの雰囲気を忠実に模していて、そこらへんのこだわりが実にいい。本編の素材をコラージュしたPVなどの特典も満載だ。
posted by 山崎達璽 at 23:32| 蒐集癖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月04日

『ラスト・エンペラー』蒐集

20080504171016.jpgアメリカのアマゾンから『ラスト・エンペラー』のDVDボックス(2/26発売)が届いた。
中学1年の時、僕はこの映画を観て映画監督になろうと思った。映画を撮りたいという夢は小学生の頃から抱いていたが、監督というポジションを強く意識したのはこの作品がきっかけである。だから僕はこれには並々ならぬこだわりがある。蒐集癖が最も強く出てしまうところである。
1988(昭和63)年に日本で公開された本作には2ヴァージョンがある。163分の劇場公開ヴァージョン。218(219という表記もある)分の長尺版。こちらは日本ではオリジナル全長版やディレクターズ・カット版とされているが、それは間違いで、正確には「テレビ版」(テレビシリーズ用に作られた)である。
さらに日本公開の際には、溥儀が記録映画を観ているシーンで、いわゆる「南京虐殺」(僕はこの事件に関しては非常に懐疑的である)の“記録映像”が出てきて、松竹富士がこれをばっさりカットしたとかで大騒ぎになった。結局50秒ほどを半分にして公開したとか。僕は劇場公開版とテレビ版のLDを買ったが、その後、このカットの一件が気になって気になって大枚をはたいて輸入LDを買ったほどだ。
2001(平成13)年に劇場公開版がDVD化され、即購入。テレビ版については輸入版しかなく、やはりアマゾンで個人輸入した(この映像が劇的に悪い)。
そして今年になって、古今東西の名作を最高の技術でDVD化しているアメリカのクライテリオンからこのDVDボックスが発売されたのである。テレビ版は6月にようやく日本発売となったが、いずれにしても「南京事件」はカットされたままのはずである。
僕の夢は劇場版を今一度スクリーンで観ることだ。
posted by 山崎達璽 at 17:15| 蒐集癖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月15日

事実上解禁

071215.jpgこれまでソフト化がなされずにいた伝説の問題作『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』のDVDが事実上解禁された。逆輸入盤という形ながらリージョンオールだし、アマゾンやHMVなんかの店頭で堂々と販売しているのだ。 
収集癖の僕は完敗だ。 
画像は以前入手した海賊盤VHSと今回の正規DVD。
posted by 山崎達璽 at 00:00| 蒐集癖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月15日

愛し方

051015.jpg映画館で「これは素晴らしい!」と思った映画の愛し方の例。 
 
1.サントラを入手。 
2.イメージ・ソングもしくはテーマ・ソングを入手。 
3.まとめてiPod shuffleに入れる。 
4.原作本や解説本などの関連書籍を入手。 
5.音楽を聴きながら読む。 
6.再度劇場で映画を観る。 
7.DVDを買う。 
 
『蝉しぐれ』は5まで行った。今日は時間を見つけては藤沢周平氏の原作小説を読んでいる。 
恥ずかしながら藤沢氏の作品を読むのは初めてだ。というか、僕は小説を読むのがあまり好きではない。なんだか描写がいちいち間怠っこしくて。 
しかしながらこの藤沢氏の作品はとても読みやすい。首尾一貫クールに描いているのだ。時に冷酷なのだが、だからこそこの作品の根底に流れる「気高さ」がひしひしと伝わってくる。 
人間の気高さを歌い上げるのは大変である。恥ずかしいし、勇気が要る。人間は弱いものだがら、どうしてもダメな部分ばかり描こうとしてしまいがちである。 
時にこうやって人間の崇高さを描き上げる作品に出会えることはなんと素晴らしいことなんだろう。
posted by 山崎達璽 at 00:00| 蒐集癖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月06日

買っちゃった。

050806.jpgなんだかいろいろ大変で、つい買っちゃいました。 
 
きっと、恋はするものじゃなくて、落ちるものなんだ

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2005年06月09日

コレクター魂

050609.jpg連休に美輪明宏の舞台『黒蜥蜴』を観た。三島由紀夫よる原作戯曲がどうしても読みたくて、ようやく入手した(左は江戸川乱歩の原作小説)。1,500部の限定版で入手はやや困難。と、聞いたら最後、僕のコレクター魂に火が点いてしまった。昨日、ようやく届いた。満足満足。

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2005年05月22日

洗ったジーパン

050522.jpgこれが昨日洗ったジーパンである。 
これらのヴィンテージ風ジーンズは昔のスタイルを丁寧に復刻している。以下、紹介していこう。 
 
ボタンはドーナツ型でゴツい。だいたい僕はジッパーが嫌いだ。もちろん挟んだ経験上だ。 
 
生地のデニムは今のような肌触りのいいものではなく、固くてゴワつく。洗ううちに右モモあたりが内側にねじれてくる。画像では分かりづらいが、モモあたりに出る「ヒゲ」という皺の色落ちがマニアにとってはたまらない。 
 
裾を裏返すと、生地縫い合わせたところに、赤線が2本入っている。画像でいうと、裏返した裾の白い部分に入っている。 
 
僕らのような旧人類はどうしても裾を詰めなきゃいけないのだが、通常のミシンで縫うと、裾の縫い目が画像のようにならない。これは特殊なミシンで裏側をチェーンステッチで縫わなければならないのだ
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2005年05月21日

ジーパンを洗う。

050521.jpg今日は久々にジーパンを洗う。僕のお気に入り「Levi's702」だ。 
僕はジーンズ・マニアだ。ジーンズ・マニアは色落ちと縮みにこだわる。だからめったやたらに洗わない。洗えば洗うほど、全体的にのっぺり色落ちするし、均等に縮んでしまう。着込んで着込んでたまに洗えば、部分的に薄く色落ちするし、体型に合わせて縮んでいくのだ。洗う周期は夏場でも3カ月ぐらい、冬場に掛けては半年ぐらいだろうか。確かに夏場はきつい。酸っぱい感が漂う。周囲のみんな酸っぱさを感じているんだろうなあ……。 
さて、その洗い方であるが、これもコツがいる。裏返す。これは基本だ。水洗いのみがいいと言われるが、これはかえってしみこんだ汗などで生地を傷めるらしい。通常の1/3ぐらいの洗剤量なら汗などを分解する程度で色落ちは心配ない。ただニオイが落ちない。そこで粗塩を一握り程度入れてみよう。これでニオイは取れるはず。干すときは裏返したまま陰干し。以上が基本です。

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2005年05月01日

何もかも好き

先日、今さらながら『インファナル・アフェアII』を観た。残念ながらDVDで。テレビモニターで映画を観るとどうしてこんなにも集中力に欠けるんだろうか……。コレクターが言うのも何だが、結局DVDは映像資料に過ぎないんだなと痛感。歌舞伎のビデオ・DVDと大差はない。まあそれはさておき、やっぱりこのシリーズは良くできてる。名作だね。ただ、アンディ・ラウの若き頃の俳優は似てるが、トニー・レオンの方は今ひとつ。似てなくはないが、なんだか安っぽい。 
今日は昨日届いた『ウォン・カーウァイ スペシャル・コレクション』から『花様年華』と『2046』特典ディスクを観る。いいねえ。最高。いい映画はおまけも何もかも好き。実はこのところ新作が行き詰まっている。酒井クンの第3稿は決して悪くはないのだが、どうも無難過ぎちゃって。何かもっと尖ったものが欲しい……。これらの特典ディスクを観てたらいくつか打開案が浮かんできたぞ。
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2005年04月30日

830/2046

『2046』のDVD化を記念して、『ウォン・カーウァイ スペシャル・コレクション <2046セット完全限定生産> 』なるコレクターアイテムが発売された。『2046』と『花様年華』が1パッケージになっているだけで内容的には大したものではないので、発売日に店頭販売で買えるだろうと高を括っていた。ところだが。気付けば予約完売。TSUTAYAでバイトしてる知人に聞いても店頭入荷なしと。これはいかん! コレクターはこういうのにはめっぽう弱いのだ。ネット通販でも全て予約完売。それならとヤフオクへ。しかしこれがひどい。12,000-20,000円即決と、完全なダフ屋状態。 
諦めかけたところで、ほぼ定価の8,900円即決の出品を発見。まさしく即決!! 
シリアル・ナンバーは830/2046デス。
posted by 山崎達璽 at 00:00| 蒐集癖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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